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 家具やパーテーションの製作で残ったSPFの小さな端切れを使ってます。
 戦車と比べると履帯がないので製作は楽ですが、機体のラインは細かくて難しい。
 またプロペラが面倒です。ジェット戦闘機ならプロペラもないため若干製作が楽であります。
 
 日本の飛行機

 局地戦闘機 震電

 試作機が完成した時点で終戦を迎えた機体。
 エンテ式というプロペラが後部にある珍しい型で、マニアに好まれる機体である。
 完成していれば時速800キロ前後で迎撃にあたりB29をめった切りにしてくれた・・・はず。
 うなれ!30o機関砲!!
 エンジン製作が苦手な日本のエンジンで高々度性能が十分だったのかは謎。

 ポテーズと違ってプロペラは一枚ずつ形を整えて切り出した。そのため見た目は綺麗・・・。
 実際よりも機首部分がちょっと太い。  


 大日本帝国陸軍 3式戦闘機 飛燕

 日本製メッサーシュミットとでも言うべき戦闘機。
 メッサーシュミットの急降下性能と日本製の旋回性能の良さを併せ持つ名機である。
 
 糸鋸で形をくり抜いて、手鋸で溝を切り込み、プラモデルと同じ要領で組み合わせる。
 プロペラは震電と同じく一枚づつ削りだして差し込みました。 
 

 

 大日本帝国海軍 零式水上観測機

 日本海軍最後の複葉機らしい。
 運動性能が良く、観測胎貝にも60キロ爆弾を搭載しての爆撃や偵察に活躍したそうである。
 見た目がとてもかっこよかったので製作した。フォッカーと同じくプロペラは可動可能である。
 フロートや細かい支柱が多く製作に置いては実にイライラする事が多かった。
 ボンドで固定しては支柱を削る繰り返しで、木工ボンドが乾くのを待つという忍耐が製作には必要。

 しかし戦えばサボイヤやカーチスの方が強そうに思えてしまう・・・。 
 


 大日本帝国陸軍 95式戦闘機

 複葉戦闘機の完成形ともいえる機体である。
 若干日本機らしくない無骨な機首周りや、複雑に支柱が入りまくった羽根や車輪。
 デザイン的に魅力的な機体であります。

 この機体以降は低翼単翼の近代的な戦闘機(96式・97式など)に移行していくことになります。
 だいぶ飛行機を作り出したためか、細かい製作もわりとこなせるようになってきました。



 大日本帝国海軍 高速水上偵察機 紫雲

 大戦末期に開発された偵察機。新鋭の軽巡「大淀」に搭載予定として作られました。
 お互いに反転して回る二重反転式プロペラでプロペラ回転のトルクを消し、高速で突っ走って敵機が
 うようよの中、強行偵察をする目的だったそうです。
 そのため、主翼の左右フロートは折り畳んで主翼にくっつくらしいです。

 どちらにせよ速度は500キロも出なかったようで、めでたく駄メカの仲間入りとなりました。
 それでも新しいアイディアに挑戦し、形にしようとしただけでも素晴らしいと思い次第であります。

 ドイツの飛行機 
 

 ドイツ空軍 急降下爆撃機  Ju−87G

 ドイツを代表する有名な機体。こいつは対戦車用に37o機関砲を装備したものである。
 逆ガル状の主翼・良好な視界・頑丈な機体で初期ドイツ電撃戦の立て役者である。
 一方で出っぱなしの車輪や、鈍足などの欠点もあった。
 ドイツ軍人、ルーデルがパイロットとして有名。彼に関しては有名すぎてここでは書ききれないが、
 別途検索をかけて見て頂きたい。色々な意味で凄まじい人である。

 製作に関しては逆ガル状の主翼が面倒。ボンドで固定しては乾くのを待ってナイフで削る。
 パーツも細かいので、削ったパーツが床に落ちると木くずと混じって再度探すのは不可能・・・。

 

 ドイツ空軍   フォッカーDr1戦闘機 (1/100サイズ)

 ドイツの撃墜王 リヒトフォーヘンがのったことで有名。
 彼はどこぞのアニメキャラと同じく機体を赤く塗っていたことからレッドバロンと異名を持つ。
 この機体は3枚羽根であるため複葉機以上にトリッキーな動きが可能。
 その代わりとても扱いづらく名機とは言い難いものがあったようです。

 製作では薄くスライスした板で主翼。細く削った棒で支柱を製作。
 プロペラは自由に動くことが可能であります。
 若干のっぽになりましたが、まずまず正確な繰り込みが出来ました。


 

 ドイツ試作機 ホルテンHo9V2

 地味にマニアには人気のあるドイツ軍試作機であります。
 完全な無尾翼機であり、初飛行は1944年と以外と早く、B2爆撃機のようなデザイン。
 作ってみると意外とコンパクトで小さい・・・。

 デザイン的に格好良く、また試作機独特の味わい深いデザインです。
 速度も900キロ前後が見込まれていたらしく、実際に戦線に投入されたらどうなったのか気になる所
 であります。

 フランスの飛行機 
 

 フランス爆撃機 ポテーズ540 

 宮崎監督の雑想ノート 「農夫の目」 に登場の爆撃機。
 やたら力強いエンジンに半引き込み式のタイヤ。そうかと思えば空気抵抗ありまくりの機体・・・。
 なによりも類を見ない不思議なエンジン配置がそそられる。

 コクピット以外にも窓が多くナイフでの彫り込みが大変。
 戦車と違ってラインも曲線があって綺麗に作るのが難しい・・・・。
 それでもサボイヤの製作の経験値のためか2日程度で完成しました。

 縮尺は1/100だと大きかったので1/200に・・
 全長8p程度です。

 細かい支柱は手では無理で、ピンセットを使いました。
 戦車ばかり作っていたので、とても楽しく製作できた。



  フランス軍 ドヴォアチーヌD510J

 日本の戦闘機と戦わせての性能検証用に輸入された機体である。
 第二次大戦前の古い機体であるが、モーターカノンとして20o機関砲が装備された珍しい機体。

 実践の検証では96式戦や97式戦の方がかなり優れていたようである。
 正面から見ると機種がずんぐりとしており、まるで蛾の様なフォルムに見えます。
 レトロな雰囲気が漂い、性能云々よりも引きつけられる見た目であります。


   

 フランス軍 ニューポール11
 
 第1次大戦初期の戦闘機。
 ギンヌメールなどの名パイロットによって活躍した機体です。
 1/200サイズですが、さすがに小さすぎて製作は疲れる・・・・。
 実際より野暮ったい見た目となりました。

 もう一回り大きく作ってスマートにしたほうが良かったかと反省。

 
     

 フランス軍水上攻撃機 ラテコエール298

 速度も遅く、特に性能がいいわけでもなく・・・しかし機体は頑丈で水上からも飛べ、魚雷も詰める。
 その結果、フランス空軍機の中でも比較的活躍した機体であります。
 見た目もなかなかに洗練された感じであり、フロートが力強く見えます。

 欧州では戦闘機の足が短かったために海洋で活躍が可能でした。
 これが日米の太平洋であれば、ボコスカな目にあったことでしょう・・・・。

 まさに活躍した地域とタイミングに恵まれた機体であります。

     

 フランス軍 オリビエH43

 フランスの駄メカ飛行機・・・・。時速200キロもない速度。
 なぜかフロートの間に出っぱっている偵察用スペース。
 どれをとってもぱっとしない愛しい機体であります。

 外見的にスマートさの欠片もないですが、その無骨さはそそられるデザインです。

 
   

 フランス軍戦闘機 スパッドA2

 第1次大戦初期、プロペラ越しに撃つように設置することは不可能でした。
 第2次大戦時のようにプロペラ同調発射装置がなかったため、撃った弾がプロペラを破壊・・・
 それを打破するためにフランスが作った飛行機がこれです。
 なんとプロペラの前にゴンドラを設置し、そこに機銃を装備。これで前にも機銃撃ちまくりだぜ!

 といっても墜落すればプロペラのギロチンが後ろにあるという恐怖。
 この当時のフランスはぶっとんだ発想やアイディアが多く、おもしろい兵器がたくさんあります。


 ソ連・ロシアの飛行機

 ロシア製戦闘機 Su−47(スホイ47)

 全く余談だが、個人できにスホイ系列の戦闘機が好きである。  
 27や37もなかなかに趣があり、西側諸国の戦闘機とは一線を画している。

 主翼は先端失速を防ぐ形でこいつは特に独特な形状。
 そのためマニアには人気の機体である。



  ロシア製ステルス戦闘機  PAK FA

 ロシア戦闘機。こいつもロシア製の特徴をたくさん持っている。つり下げるようなエンジン。
 やたら目立つエンジンノズル・・・しびれる!
 余談であるがウェポンベイは胴体中央部と翼の付け根にそれぞれあるらしい。
 まだテスト段階であるが、登場が待ちどおしい機体である。


   

 ソビエト連邦ジェット戦闘機 ミグ19

 ドイツからかっぱらった資料から製作されたと思われるミグ15の進化系。
 ミグの系列は機体が軽く、武装は強力。そして抜群の運動性能が特徴です。
 ミグ19からは機関砲だけでなく、ミサイルも搭載するようになりました。

 ミグ系は鯉のぼり型と表現される胴体がチャーミングポイント。
 アメリカ系のゴテゴテしたデザインと違って実にシンプルであります。

   
     

 ロシアジェット戦闘機Su−35

 Su27から続くシリーズで今回はカナード付きのタイプの製作。
 ロシア製の機体はどれもステルス性よりも機動力重視な感じがします。
 その分西欧諸国とは一線を画す戦闘機らしいフォルムが魅力です。

 地味にミサイルの数が多かったのが製作として面倒。 

 アメリカの戦闘機 
 

 アメリカ軍ジェット戦闘機 F−15SE  

 日本自衛隊にも導入されているジェット戦闘機。
 かなりな年代物であるが、大きな機体とでかいエンジンのおかげで電子系をアップデート
 しながら今でも最強クラスの実力の機体であります。

 このSEは新に新規開発中で、垂直尾翼を少し倒し、ミサイルもコンフォーマルタンクに
 収納する事でステルス性を格段にアップさせるという・・・

 機体がでかいので1/200でも手のひらからあふれる大きさ。
 現役戦闘機はどれもサイズが大きく、機体のラインをつかむのが製作の難点。

 
     

 アメリカ海軍 艦上ジェット戦闘機 F7Uカットラス

 アメリカ空母がまだ甲板も広くなく優秀なカタパルトもない時代の戦闘機です。
 発艦するためにやたら機首が高く持ち上がっており、視界の悪さを補うためにコクピットもでかく、
 せり出してます。

 近未来的なデザインの無尾翼機で見た目は実に格好いい・・・。
 艦上戦闘機という制約が大きく、取り回しがしにくく事故率が高かったそうです。
 このころのアメリカジェット機は駄メカが多く、とても味わい深い機体が多いです。

 
 

 アメリカ海軍 水上ジェット戦闘機 シーダート 


 空母の性能が十分でないのなら海から飛ばそう!そう思って作られたのがこの機体。
 何とかマッハまで速度は出せたようです。水上機とあってハイドロスキーで水上を疾走します。
 水しぶきを上げて察そうと飛翔する姿は浪漫があります。

 実際には波が高いと飛べなかったりと欠点は多かったようです。
 それにしてもアイディアもデザインもなかなかの飛行機であります。

   

 アメリカ海軍 艦上ジェット戦闘機 F9Fクーガー

 F9Fパンサーの改良型。
 性能はそこそこに良かったらしいですが、そのころにはもっと性能の良い機体も出てきたらしく、
 実際に使用された期間は短いらしいです。
 曲がりなりにも少し後退翼がみられ、デザイン的には格好いいものとなっています。

 

 アメリカ陸軍 ケレット3オートジャイロ

 アメリカ製のオートジャイロ。ヘリコプターとは違う!
 前に進む力で上部のローターが回転し、浮力が発生する仕組みであります。
 垂直離陸は無理ですが、滑走距離は短くてすみ、自然落下でのオートローテーションが可能。
 そのため垂直着陸は可能です。

 日本軍が愛国1号・2号と名称を付け2機購入。
 後のカ号観測機の開発の基礎になっています。

 イギリスの飛行機 
   

 イギリス海軍 シーベノムジェット戦闘機

 イギリス軍の空母搭載用ジェット戦闘機です。
 ヴァンパイヤからの進化系ですがあまり大きく変わるような部分はありません。
 あえていrば、若干後退翼になったくらいかもしれません。
 もともととりあえずジェットの飛行機を作ろうといったお手軽干満際の飛行機です。

 しかしながら安価で輸出され、とりあえずジェット戦闘機が欲しい!という国々で購入されて
 それなりの活躍をしています・・・たぶん・・。

 
   

 イギリス海軍攻撃機 フェアリーソードフィッシュ

 イギリス軍攻撃機名前の由来は「メカジキ」
 第二次大戦時の機体でありながら複葉機という何とも古めかしい見た目。
 見た目よりも頑丈で取り扱いが非常に楽。嵐の時でも飛び立てるため重用されました。
 特にビスマルク追撃戦での活躍は有名。

 しかし活躍できたのも欧州の戦闘機の足が短かったため・・・。
 日本の足の長いゼロ戦にはボコボコにされています。

 とはいえ本当にイギリスらしい紳士な機体であります。

 
 イタリヤの飛行機 
 

 イタリヤ飛行艇 サボイヤS21飛行艇

 名前は「紅の豚」に登場する機体と一緒。
 こちらは実際に存在した機体であり、アニメと違って複葉機であります。

 何故か力強い4枚プロペラを採用してます。
 複葉機ながらアニメの機体よりも力強い気がします・・・。

 こいつサイズは極小で製作には根気が必要。

 
           
   
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