そうだ、○○を作ろう 第8弾  (大きさの違うペグ)          


 以前に製作した大きさの違うペグ差しは、大きさの差が少なく子どもに分かり難い・・・と言う話があり、かといって市販の
 分銅差し?はやたら数が多い・・・ということでかなり大きさの違う丸棒を組み合わせてペグの製作をしてみた。

 作り方は普通のペグ差しと変わらないが、ペグの穴は少し大きめに開けないといけないため、専用の工具での微調整が
 必要になってくる。
 材の切り出し

 まずは適当に転がっていた2枚の板を利用することにする。

 【ロールオーバー画像】

 ペグの穴を開ける位置をつけていく。
 ペグの大きさがそれぞれ違うので、穴の間隔も少しずつ変えている。
 仮置き

 同じ長さで切り出したペグをマークした印に合わせて借り置きをする。
 特に問題はなさそうだったので、このまま穴開けに入る。
 専用のビットでの穴開け

 手前の工具が専用のビット。自由に穴の大きさを変えることが出来る優れもの。
 一番太いペグは34oの太さであるため、微調整をして34.5o程度の穴を開ける。
 2番目のペグは24oなので24.5ミリあたりをねらって金具を調整する。

 ほんのわずかに太い穴を開けると、ペグを差し込んだときの感触が気持ちいい。
 下地の板と固定

 木工ボンドにて下地の板と固定する。
 この時に万力等で強く挟んでやると仕上がり具合が美しい。

 乾いてから、板を切りそろえる。
 板を綺麗にそろえる

 2枚の板のずれた部分をスライド丸鋸で切りとばす。
 側面の4方向をすべて切りとばすと、端切れも新品のような綺麗な面が見えてくる
 ので、綺麗に見える。
 トリマーでの面取り

 毎度ながらトリマーでの面取り。
 これをすると意味もなくできがよく見える。

 それ以外に、角を丸くすることでケガを防止したり、ささくれから大きく木が割れるなど
 のアクシデントも防いでくれるので、耐久性も上がる。
 面取り、ヤスリがけ

 ざっくりと周囲をヤスリで磨く。
 
 ヤスリがけ 2

 ペグの差し込み口は、ヤスリでそっとなでる程度に磨いておくとささくれが目立たなく
 なり、ペグも入りやすい。ささくれがめくれて、そこから大きく木が裂けることも防いで
 くれる。
 完成

 軽くヤスリでなでたペグを入れて完成。
 大きさの違うペグ(4種2号)

 製作で気を使うところはペグの穴開け部分程度で他は簡単である。
 ビットの微調整で気持ちよくペグが入る穴を開けることがすべてである。











 
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