本文へジャンプ
マッチング  マトリックス  分類・分別  プットイン  構  成
ペグさし  数える  近接の関係  プリント課題  両手を使う
チャンキング 指示書を見る その他 その他(ラミネート) 視覚的補助



 その他の課題

 手先を使う課題や、道具を使う課題など中心にあげています。
 
 







 毎度ながら、トミーのページから

 ピースが増えると難しいとのことで、2ピースで製作。
 裏と表を確認させるのは幼児には酷かと思い、
 トリマーで表側は面取りをした。
 そのため、表と裏はいくらかわかりやすい様子。

 年長さんくらいだと何とかがんばって完成させている

 トミーのページより
 
 四角い形でピースが増えると大人でも少し迷うというので
 魚の形にしてみた。かつ、頭は最初からくっつけてヒントに
 なるようにした。ある程度形があることで、ピースが増えても
 何とかできるようである。

 ピースを合わせる上にボルトも回さなくてはいけず、
 完成にはそこそこ時間がかかるため、子どもが落ち着いて
 取り組んでくれているときは、目をはなす事ができるのが
 職員として嬉しいような気がする。

 ボルトパズルのボルトは垂直で立っていないとピースが
 刺さらないため、精度を出すためにはボール盤が必須。
 ピースの方の穴はボルトより一回り大きい物で開けた。








 
 4片の切片パズル

 外部からの依頼で製作。
 9o厚のパイン材を切って製作。枠も作ってきっちり
 ピースがはまるようにしました。
 





 
 ○・△・□の型はめ

 単純な型はめ。
 単純な割りに製作は面倒・・・・。
 底に色を塗って形に注目しやすくしてみました。 
 ○・△・□の型はめ

 基本的に上記のものと同じ。
 外部の事業所からの依頼で製作しました。
 ピースにつまみをつけた以外は特に変わった部分なし。 
 6種類の型はめ

 ラミネートで製作したが、それだと正解が分かりにくい
 子どもの為に、はまれば正解!と言うことで製作。






 体に麻痺があるが器用な子どもがいたため、両手を
 使わなくてもできる手先の課題として製作した。
 作ったときには「俺のアイディアすげー!」と思っていたが、
 トミーのページにも同じような物がたくさんあった。

 最初のボルトを指でつまんで回すことがやや難しいが、
 そこをクリアすると後は指の腹を使って上手にボルトを
 回転させることができるようになってくる。
 やる気さえあれば片手でもできるため、わりと成功だった
 課題。


 ボルト締め3号 

 上記のものはボルト部分が長く、ボルトを回している
 途中でどちらに回しているか分からなくなる人がいた。
 気が短くさっさと終わりたい人や、どちらに回しているか
 分からなくなってしまう人のためにボルトを短くしました。

 サイズも以前のものよりかなり小さく製作しました。

 
 キューブ式ボルト締め 

 SPFを立方体に切りだし、全ての面からボルトを出した。
 両手を使い、あちこち開いたボルトを探しながら、ナットを
 はめていってくれればと・・・・。

 ボルト締め(両手を使う)(見えない部分をイメージする) 

 大阪にある事業所(天才塾Bon)であった課題を木で作成。
 オリジナルは菓子箱を使っていました。
 両手を使わないとできない部分が多く、また板の裏側が
 見えないため手の動きをイメージしないといけない。
 木の小さい板や土台にシールで色や数字を書いてやると
 マッチングの要素も追加される。

 ボルト締め (透明バージョン) 

 たまたまあったアクリル板で製作。
 透明であるためボルトを締める時に若干反対側の手も
 見える。ボルトを入れるところは赤いシールで目印をつけて
 わかりやすくした。
 透明にしたことで意味があるのか?・・・
 しばらく試してみようと思います。 




 道具を使っての作業
 ネタもとは「トミーのページ」より

 押して回すという作業が必要。
 あまりたくさん回さないでいいように作ったが、回す途中で
 回す方向を忘れる人は出る気がする・・・。

 とりあえず、器用そうな人に勧めて結果を見てみようと思う。





 トミーのページをのタイルを滑らせる課題を見て
 作った作品

 ファルカタ材という軽い木に溝を彫り込み、下からパイン材
 の薄い板を当てた。
 四角い小さなブロックに指を当てる穴をつけた。穴に指を当
 てて動かすと溝に沿ってブロックはなめらかに動く。

 「終わり」をわかりやすくするため、ゴールでは四角いブロック
 が「カタンッ!」と溝にはまるようにした。
 なかなかいい出来の作品なのであるが、実はずっと
 中珍家に転がったままで、一度も実践投入されいない(汗)

 というわけで実際にはどうなるか不明・・・・。
 

 線なぞり 

 溝を切った中にビー玉が入っている。
 棒で線をなぞりながらビー玉を動かして最終地点まで持って
 いくとビー玉が取れる。

 アイディアは良かったがどうもビー玉の滑りが良すぎて線を
 引く感覚が伝わらない・・・。ちょっと改良の余地ありである!


 ビー玉の線なぞり迷路 

 ビー玉はプットイン課題でよく使うが、すぐ終わる・・・。
 ビー玉は好きで課題に誘いやすい子どもも多いため、
 難易度の高いものを製作。

 上の穴から職員がビー玉を入れ、それを子どもが指で
 なぞってビー玉を取り出し、アクリル管の筒に入れて終了。
 なぞることを無意識にでも実感できたら・・と。

 








 洗濯ばさみで挟む(大)

 ネタは「トミーのページ」より。見た目も一緒。
 大きめの洗濯ばさみを大きく開いて挟んでもらおうと
 考えて製作した。

 挟むためにはさみのストロークが大きく必要なため、
 あきらめやすい人にはいまいち向かない様子。



 洗濯ばさみで挟む(小)

 ネタは「トミーのページ」より。見た目も一緒。
 違うのは台座がついていること
 くらいか?。大きく洗濯ばさみが開けない人向けに作った。
 
 個人的に簡単かと思ったが、実際には洗濯ばさみを開いた
 まま指先に力を入れつつ、目標に向かって手を動かすという
 課程が必要で意外に難しい!
 挟むところに特にシールも付けていなかったので、大人が
 見れば特になにも思わないが子どもにはどこに挟むのか
 分かり難い人もいた。



 洗濯取り入れ 引っ張れマシーン 1号

 洗濯物を取り入れるイメージで楽しくできたらと製作。
 せっかくのなのでシナ合板でシャツとズボンを作製して
 ぶら下げた。

 取り入れた洗濯物を分けて片づけるようにした。
 知的には高くても不器用な人がターゲットなので、
 引き抜くことと分別の二つの要素を入れる。

 引っ張るのでなく、洗濯物を干すことが出来るともっと
 かっこいいと思うのだが、さすがに幼児には無理だろう・・・。


 洗濯取り入れ・洗濯干すぞ 2号 

 1号と違い100均のS字フックを力ずくでのばして製作。
 洗濯ばさみも100均のものをそのまま流用。
 そのため、見た目もシンプルで軽量。
 棒を引き抜けば収納も楽ちんであります。

 今回は布などを使って洗濯ばさみに止めていくことも
 目的としてはいっています。

 
 

 洗濯ばさみから引き抜く

 洗濯ばさみを開くことは出来ないが、そこそこ
 指先・手先が使える重度の方を対象に製作した。
 挟むのは指先に力がいるが、引き抜くのなら力任せでも
 何とかなるはず・・・。

 たまたまだが、板と板が当たるといい音がする。
 盲の人も音を頼りに楽しめたらと期待しているが、
 ダメなら鈴でもぶら下げようかと考え中である。


 洗濯ばさみ(色々な方向)


 元ネタは障害児基礎教育研究会より。
 色々な方向から洗濯ばさみを挟んでいく課題です。
 洗濯ばさみを挟むところを分かり易くするために
 シナベニヤは赤く塗ってみました。
 

 洗濯ばさみ(色々な方向と角度)

 上記のものを制作中に忽然と閃く!
 そうだ!斜めの板を入れてみよう!!
 というわけで色々な方向からの板と、板も水平だけでなく
 前後に角度をつけてみました。
 洗濯ばさみをつける時に微妙な手首の調整が必要になる
 と思います。






 息吹きゲーム

 「特別支援学校の授業に役立つ自作創作教材・教具」の
 ページを見て作製。

 同じような物を作りたかったのだが、ひも通しようの円柱
 が山ほどあったのでそれを利用した。
 息を吹くことが難しい人が多いので、レールを走らせ軽く息
 を吹けば転がるようにした。
 ちなみに角度は自由に変更でき、最高まであげると大人でも
 つらかった。水平であれば簡単に動く。

 ゴールしたら音が鳴るとか旗が立つとかゴールを分かり
 やすくしたものをまた作製してみたいと考えている。








 

 水平パイプ移動マシーン

 元ネタは「障害児基礎教育研究会」内の、発表より。
 重度の人の手の稼働域を広げる。
 パイプは左から右へ動かすが、最後に磁石がはまっており、
 吸い込まれるようにパイプが引きこまれて「ばちん!」と
 終わりを教えてくれる。
 パイプが引き寄せられる感覚を楽しんだり、興味を持つ
 きっかけになれば・・

 ロールオーバー画像にて
 パイプ部分、ゴール間近の磁石組み込みの様子。
 元々ペグさし等で磁石を使うようになったのも、この教材を
 見たからである。







 ぐらぐら積み木のせゲーム

 ネタは
 「特別支援学校の授業に役立つ自作創作教材・教具」より。
 揺れ具合や倒れるタイミングの調整がやたら難しかった。

 左の積み木をとって台座が倒れないように置く。
 慎重にすれば何とか」8個の積み木はのせることが出来る。
 4人程度で丸く座って順番を待ったり、手の力を調節して物
 を置くことを目的で作った。 
 

 
 ぐらぐら積木のせゲーム 2号

 ランダムにつきでた棒に積木をさしていく。
 実際にやってみたが、1号では問題なかった子ども達も
 差す段階でひっくり返してしまう。
 上手に出来た人はごくわずかだった。
 物を置く力は調節できても、差し込むことになると調節が
 難しいらしい。

 幸い子ども達は喜んだので様子を見ていきたい。

 









 ひも通し風ボタンはめ特訓マシーン

 両手を使ってひも付きのコインを板の穴に通す。
 ボタンはめの最初期なので木の板のの穴は大きめにした。
 木の板以外に厚紙とかで作るとまたおもしろい気がする。

 やってみたが意外と指で押すなり、反対側から引っ張る
 ことも必要。楽しみながらできたら・・・。

 ネタは「神奈川県立武山養護学校 教育支援部HP」より



 ひも通し風ボタンはめ特訓マシーン用板(改良版) 

 上記の特訓マシーンはなかなか子ども達に評判がよく
 楽しくしてもらえたので木の板でフェルトを挟んだ物を
 製作した。木枠があるため、とてもはめやすいと思われる。
 フェルト部分を大きくした方が良いかもしれない。

 ここから、いずれ布のみでボタン通しが出来るように
 つなげていきたい。

 ひも通し風ボタンはめ特訓マシーン 2号

 ほとんど1号と差はない。
 板の隙間をわずかに狭くしたのみ。それだけで結構通し
 にくくなった。ちょっときついかな?と思ったが、子ども達は
 けっこうできたようだ。







 くるくるスライダー

 重度の子ども達のためにと試しに製作。
 ネタもとはどこかの支援学校にあった物である。

 一応タイヤが回っていくが、コースが短い気がする・・・・。
 こいつで試してみて、子どもが使いやすい形や大きさを
 見てみようと考えている。近々2号を作らねば・・・・・。


 ビー玉転がし

 やや短めの距離であるが追視を期待して製作。
 右側からビー玉を入れると、一番左のケースの中に
 入っていく。
 ビー玉のスピード調節もしたかったので、ある程度
 土台の角度は変わる。
 一番遅い状態だと、かなりゆっくりビー玉が転がる。

 左側のケースはビーズ移しで使ったビーズの容器に
 ビー玉が入る大きさの穴(18oくらい)を開けている。

 ビー玉を転がすとわりといい音がしている。
 スピードも一番遅い状態なら、誰でも目にとまる速さ。 

 大人がビー玉を入れて子どもは追視のみでも・・・
 子どもにビー玉を1個ずつ入れさせて、次のビー玉を
 もらうための要求を出すようにするのもなかなか
 おつである。

 これで子どもが興味関心を示してくれればと期待。



 ビー玉の追視用おもちゃ  

 内径18oのパイプにビー玉を7個入れて両側から栓を
 したのみの簡単な作りである。
 ビー玉が転がる音が意外と大きく、光にすかすととても綺麗。

 手の動きが少ない人や・・・。
 興味の持てるものが少ない人に楽しんでもらえれば・・
 と思っています。





調






 ビー玉の迷路1号

 両手を使って板を傾け、ビー玉を左から右に動かす。
 簡単な迷路として作ったがビー玉を沢山入れると動きが
 とても綺麗。なめらかに動くととても魅力的である。
 あまりに簡単にできるので、両手は少し動かすのみでOK。

 パイン材をくり抜いて迷路を作り、底板にシナベニアを張る。
 表面にはアクリル板をはめ込んだ。

  

 ビー玉の迷路2号
 
 1号は両手の操作はあまりいらず、追視的な魅力が
 入ってしまったが、こちらは純粋に迷路が目的。
 両手も結構動かさないといけない。

 直角から曲線、ちょっとした間違いのコースもつけた。
 イライラしなければそれほど難しくはないと思うが、
 今後の様子を見て改良をしていきたいと思っています。


 ビー玉の迷路3号

 ちょっとした間違ったコースを入れたもの。
 画像のビー玉がある位置あたりであるが、T字路を
 2カ所くらい入れてみた。
 ボードを傾けてビー玉を移動させながら途中で
 進路変更する必要がある。
 センターの子どもたちは、正しいコースはわかるが
 板を傾けながら途中で板の傾き加減を変えて
 ビー玉を動かすのは難しかった様子。

 それでも興味津々で取り組んでくれたのは幸い。

 
 ビー玉の迷路4号

 1号と大差ないもの。
 唯一ビー玉が一つで純粋に迷路の課題として製作。
 余談であるが、3号と4号はA4サイズ程度の大きさ。

 年中・年長の子は良いが、小さい子どもさんには
 重いかもしれない。







 

 手首回転マシーン 1号

 おしぼりのふたが開けれない人を見て思いついた。
 ボルトを仕込んでいるので、おしぼりケースに比べると
 軽く回ってしまうが手首をひねる基礎を身につけて
 もらえればと思う。

 
 

 ペットボトルのフタ締め 

 元ネタ自体は障害児基礎教育研究会から。
 似たような物は色々と作っている人がいるようです。
 ペットボトルの口より少し小さい穴を開けて、無理矢理
 固定するのがコツ。

 指先でくるくると回す練習になればと製作。
 人によってはフタの文字とか気になるかもしれません。
 その場合は何もないフタを探した方がいいかと思います。


 ペットボトルを使ったフタ締め(色々な形)  

 以前使ったペットボトルのフタ締め改良版。
 ペットボトルのフタの上に色々な形の木片をはめ込んで
 手首を大きく動かすことを狙ってみました。
 深く意識せず、蛇口をひねるなどの動きに応用できたら
 と考えています。

 製作自体はペットボトルの口やフタがキツキツに、
 はまる穴を開けることが最大のポイント。
 上手くいかないとフタが永遠に回り続けることに・・(汗)。

 ペットボトルのフタ締め3号 

 以前作ったものよりかなりコンパクトに製作。
 土台の厚みも半分になりました。
 その他は特に変わった部分なし。
 
 タレビンのフタ締め 

 100均の弁当用のタレ入れを流用。
 指先の細かいワークにと製作。
 
 ペットボトルのフタ締め4号 

 根気のない人や、この課題が難しい人への導入に。
 一つつければ終わりなので、がんばれないかと期待。
 



使


 ビーズ入れ 

 ケースに入っているビーズを手やスプーン、箸などを
 使って移す。鍋のフタをひっくり返して100均の入れ物の
 フタに無理矢理つけた・・・。

 ビーズをフタの上に落とすととてもいい音がし、くるくる
 回転しながらビーズが落ちていくのは見ていておもしろい。
 音が良いので盲の児童も取り組めないかと考えている。
 目線で追ったり、音を楽しむ方を重視して製作した。


 ビーズ移し2号&2号改  

 2号は、はなからスプーンや箸でビーズを移す前提で
 製作した。木枠の中にフラスコ状のプラスチック容器が
 ぶら下がっており、落ちたビーズを見ることができる。
 上の漏斗は100均のものを利用。
 ビーズとフラスコのような容器は100均のおもちゃの
 再利用である。

 漏斗が金属製であり、ビーズをとすと極めて音がいい!
 その分ビーズをはじいてしまい、こぼれる可能性もある。
 スプーンや箸を使うとしても上手に入れようと意識できる
 人向けの課題か・・?。
 音は良いが音やビーズの動きにあまりに気が向いてしまう
 人にも向かない気がする。

 意味もなくスプーン・箸の収納場所を横につけてみた・・。
 作っているとどうでも良いものに凝りたくなってしまう(汗)。
 同じものを同時に作ったが、もう一つはスプーン置きの
 部分に支柱を組み込んでみた。

 子どもがへし折ったら、思わず怒ってしまうのが
 「大人のサガ・・・・」。
 そういった悲しい事件をさけるために、補強の丸棒を入れた。
 これで強度は格段に違うはず。
 


 ビーズ移し4号 

 基本的には今までと同じ作り。
 下の容器を、とりあえずあるもので作ったが、前作の容器と
 比べると容器の底が地面から少し浮いているため、ビーズ
 の落ちる音は強烈!。

 容器の質感も違うため音が好いところもあるようである。


 ビーズ移し5号 

 課題は楽しく取り組んでくれるが、手首の動きや手の動きが
 悪く、スプーンをうまくコントロールできないため、ビーズを
 こぼしては怒ったり喜んだりする人専用に製作。

 漏斗がお椀状になっているため、投げやりにビーズを移して
 もこぼれない。
 これで少し集中して取り組めたらと思っています・・・。


 ビー玉移し1号

 なかなか好評なビーズ移しの課題であるが、スプーンで
 すくうにはビーズは軽く、すくった実感が得にくい人もいた。
 また、そのためかビーズを安定して移すことが難しい人も
 発見!

 というわけである程度重みを感じれるビー玉をレンゲで
 すくう課題を製作。いい音が出るように木枠の中に金属製の
 計量カップを装着。音は極大。

 ビー玉が落ちた音がよく聞こえるように、木枠には穴を
 開けている。また、ビー玉が漏斗の中で回転しやすいように、
 漏斗を少し斜めにしている。
 しかし入れることに気は向いても、音には気が向かない人も
 いて不思議!。

 
 シュガートングつまみ 

 四角い小さな木片をシュガートングでつまみ出して
 ケースに入れる。

 やってみたが、わりとぴったり木片が入っているため
 取り出しが結構難しい。取り出すには、垂直に持ち上げ
 なくてはいけないうえに、わずかな隙間にトングの方向を
 変えながら、ぐいっと突っ込まないとつかめない。
 また、わずかに引っかかったトングの先に結構力を
 入れないといけない。

 かなり上級者向きになってしまったため、木片の頭を
 出したものを新たに作って見る予定である。
 それでもかなりの子どもが粘って半分くらい取り出してい
 たのはびっくり。課題としては魅力的らしい。


 シュガートングつかみ 2号 3号 

 1号が激むずだったため、ひも通し用のブロックを再利用
 して作った。ブロックの頭がかなり出ているため、今回は
 トングでつまむのは楽チン。
 
 2号は取り出したブロックを入れるところも土台にくっつけて
 一体化した。視野が狭い人向けに利用していく予定である。
 
 3号はシンプルに木枠のみのである。トングで取り出した
 ブロックは他の容器まで手を動かして入れてもらおうと
 思っている。

 ひも通し用のブロックであるが、職場の倉庫に20年以上
 眠っていたもの。なぜか必要以上に大量にあったため、
 捨てるくらいならと家に持ってかえったものである。
 使わなくなった課題も、何かと使い回しがきくので、捨てずに
 どこかに溜め込んでおけば意外な時にとても役に立つ。


 ハサミ補助具(直線切り)

 ある事業所で牛乳パックをコの字状に立ててセロテープで
 固定した物をハサミで切る課題を発見。
 すぐにパクらせて頂いた。

 洗濯ばさみを溝にはめて板で挟み込んで固定。
 土台には四角い枠を付けて切った物が散らないようにした。

 実際にやってみたが画用紙程度なら安定して切断が可能。
 一回切りでも継ぎ足し切りでも取り組めそうである。
 不器用ですぐあきらめる人や両手の使用が難しい人が楽しく
 取り組めればと思っています。

 製作段階については塾長室でちょっぴり公開   塾長室へ

inserted by FC2 system